好きなもんは好き!

時空と姿勢が歪んで治りません。皆さまこんにちは、こえけん!11期の小山と申します。
突然ですが、人間に必要なものはなんでしょうか。答えは衣食住(衣類・食事・住居)です。
ではオタクに必要なものはなんでしょう。それは「好きなものは好き」と言える強さです。
どのような趣味に対しても、「何を言われようと私はこれが好き」と硬い意思をもって生きていくことは、オタクとして、また一人の人間として大切ではないでしょうか。
長ったらしい前置きは以上にして、私が好きなアニメ作品について軽く紹介していきます。アニメ初心者もアニメ玄人も皆楽しめる作品を3つ記していきます。エアプかもしれませんが、前述した通り、私は浅くても作品が好きです。

1.凪のあすから
「アニメ オススメ」【検索】をすれば出てくる王道作品です。内容を簡単に説明すると、地上人と海底人が問題を共に乗り越えて相互理解を深めていく話です。これでは少し言葉が足りないので追加で説明をしていきたいと思います。物語の初めに、海底にある唯一の学校が廃校になってしまったので、海底人の中学生が4人、地上の中学校に通うことになりました。もちろん住む世界、環境が違うので、地上人と海底人は価値観が違います。価値観が違えば衝突が起こります。中学生という多感な時期であるため、対立は表面的なものへと発展していきます。しかし、対立というものは必ずしも惡ではありません。彼らは本音をぶつけ合うことで、互いに成長をしていきます。そんなヒューマンドラマです。これ以上の内容はネタバレになるので控えさせていただきます。
では「凪のあすから」の何が好きなのか、それは「各キャラクターに焦点が当たる」ことです。アニメ界ではハーレム系作品のアニメが毎季のようにありますが、ハーレム系のアニメはどうしてもヒロイン全員にスポットライトを当てることが時間の問題上、難しくなってしまいます。そうなると、どうしてもヒロインや友人を主人公を引き立てる舞台装置として使い捨てることになってしまいます。一方この作品は、主人公だけを引き立てるのではなく、ヒロインや友人、また家族などの周辺人物をピックアップしながら、皆で成長を図るといった形式をとっています。当時の私にとって「凪のあすから」は目新しく、また特別な作品でした。これは絶対に損をしません。全人類、この作品を視聴してほしいぐらいです。
また、この作品の主題歌「ebb and flow」は私を現地校の物理の授業で助けてくれたので、もっと好きになりました。時間があったら聖地巡礼したいと思います。

2.神さまのメモ帳
裏社会の問題・いざこざをニート探偵が自室に引きこもりながら解決する話です。言い換えればいわゆる安楽椅子探偵を当時話題であった「ニート問題」とくっつけた感じです。
この作品は麻薬・暴力団・違法移民など、今でもニュースで見る問題を取り扱っています。それらを主人公たち一派が人脈やひらめき、情報を使って解決していくといった形です。
なぜ人類はこの作品を視聴する必要があるのか。(過激派)「神さまのメモ帳」は社会問題に意識を払いながら人と人との繋がりの大切さを再認識できる特殊な作品であるからです。2019年にこの作品を作ろうとしたら、コンプラと時代の流れに阻まれて無理でしょう。それを念頭に置いてみて頂けると希少性も感じられると思います。
また主題歌はChouchoさんの「カワルミライ」と、名曲です。EDテーマも鈴村健一さん(坂本真綾さんの夫)の「あすなろ」です。名曲なので聴いてください。昔はアニソンメドレーに皆勤賞だったのですが、最近聞かなくて寂しいです。時代の流れを感じます。
原作は古すぎて本屋さんにない可能性が高いのでオンラインショップか何かで購入して下さい。
P.S. 作者・杉井先生へ スピンオフを書いてください。 私より

3.バカとテストと召喚獣
はい、また大人気作品です。もういいよ、と思われた方はこのページを閉じず、このまま読んでください。(?)
引き続き読んでくださっている方、本当にありがとうございます。
「バカとテストと召喚獣」は学力が数値化される学校で、その数値に基づいた自身のアバターを駆使して生徒間の問題を解決する「コメディー」作品です。通称「バカテス」です。
アバター、戦力の数値化、戦闘と三拍子そろったら、殺伐とした生存競争が始まりそうですね。ほら、某黒の剣士がプレイヤーの命を助けるために戦う作品みたいに。
「バカテス」は命の取り合いをしません。主人公も強くありません。頭もよくありません。ただ設定がそれっぽいだけです。俺TUEE系が好きな人、無双系に飽きた人、皆楽しめそうですね。
この作品は「学生生活への懐古」そのものです。こんな風に友人とワイワイ騒いだなあ、色々やらかしたし、つらいこともあったけど、楽しかったなあ。とあの頃を眺めるような感覚で楽しめる作品です。これから高校生活を送る方にとっては憧れになるでしょう。ここで断言しておきます。「バカテス」の高校生活は「理想」です。あの高校生活を送ることができたら、あなたは人生を間違いなく謳歌しています。胸を張って生きてください。
またスピード感あふれるギャグは常に視聴者になる皆様を楽しませてくれるでしょう。辛いことがあっても、「バカテス」は軽い落ち組み具合であれば解決してくれます。アバター等が存在するので厨二心をくすぐられる作品でもあります。、視聴してから5年以上は経過していますが、今も昔も大好きな作品です。好きすぎて原作も全巻購入しました。狭い家に本を増やしてごめんなさい。
総括として、バカテスはアニメ・原作共に非常にレベルの高い作品となっています。
作画の安定感はもちろん、話のテンポの良さ、主題歌のクオリティ、原作忠実度、話数など名作アニメになるために必要な要素を全て備えています。この作品はあなたの人生に少しながらの彩を加えてくれることでしょう。

作品紹介は以上になります。前回の斎藤君の投稿から時間が経ったにも関わらず、目新しい内容をご用意できなかったことは申し訳なく思っています。しかし、やはり「凪のあすから」「神さまのメモ帳」「バカとテストと召喚獣」の三作品についての想いは他人になんと言われようが「好き」と明確に言える自信があるため、今回の執筆内容とさせていただきました。
執筆してみて思ったのですが、内容を公開せず、読者の興味を引く文章を書くことはとても難しいのですね。そりゃあ文章の専門家が存在するわけだ。
ネタバレしないように話しても内容が伝わらなさ過ぎて頭を抱えました。特に「凪のあすから」は大変でした。
本文を最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。弊サークルは年に数回、声優さんをお招きしてトークイベントを開催しています。ツイッターアカウントもありますので、そちらをチェックしてください。@keiokoeken
以上です。改めてお時間ありがとうございました。

小山