こえけん!×声研 夢のコラボ

6月27日@日吉

慶應には、2つの声優研究会的なサークルがある。
こえけん!(草食系)と、声優研究会(肉食系)である。(完全なる僕のイメージです。実状とは異なる場合があります。)

そんな、同じ学内にありながら「いやー、飲み会しましょうね。」「そうですね」(注:昨年末)という軽い口約束から、早いものでもう半年。そろそろ飲み会の一回も開いて良いのではないかという声が高まりつつある中、決行されました。

珍しく、うちの代表が幹事をしました。それにしても、日吉裏にあんなお好み焼き屋があるなんて知らなかった。案外いけますね。時期が時期だけにめちゃくちゃ暑かったけど。まあ、一応代表を持ち上げたということで。

交流会自体は、結構楽しかったです。もちろん、声研の人たちともいろいろ絡めたし、普段あまり会えないうちのサークルの人たちとも絡めました。お酒の力はすごいですね。軽い恐怖すら感じます。なぜか分からない間に、後輩にディスられ、先輩♂とフラグを立てていました。ふしぎ!

普段はあまりお酒を飲まないのですが、後輩から「日本酒飲んでください」という謎の無茶振りを受け、2杯も飲んでしまいました。
声研の代表は、青海苔のたっぷり入ったビールを飲んで(自爆)、無駄なえぐりかたをしてました。
みなさん、お酒はおいしく飲みましょう!

それにしても、昨日の飲み会で思ったのは、どこと飲み会をするかによっても、だいぶカラーが出るなと。
昨日の飲み会は、盛り上がってはいるんですが、どこか雰囲気おとなしめという感じでした。

そんなこんなで、あっという間に2時間の交流会は終了。締めの挨拶の後、当然のように2次会カラオケへ。予測していた僕は、青のペンライトを持っていきました。俺キメェ・・
最初は、向こうの副代表さんが奈々好きということで、一緒に奈々を歌ったり、コールを入れたり。天井が低かったので、本気で飛べなかったのが唯一の心残りw


その後、みんなでわいわいと歌い、最後はJAMとか歌ってました。喉がつぶれてたけど、全然気にしないんだぜ!やっぱり、趣味が合う者同士のカラオケは、選曲に苦労しなくて良いね。
11時半くらいにカラオケが終了。締めの挨拶を代表がなんとかこなし、解散の流れへ。

そこから、次の日を気にしない4人で朝まで卓を囲んでました。なにがあったかは秘密。嘘です。普通に鳴きゲーだったので、平たい場が続きましたくらいしか書くことがないのですw

ということで、本当に楽しい交流会でした。分かれていても、目指すものは同じ。矢上祭は、お互いにニーズと時間がかぶらないことを祈りつつ、双方大成功といわれるようなイベントにしましょう!

ということで、次回の飲み会は、再び早稲田。高田馬場から襲来する「やつら」に、日吉の平和はどうなってしまうのか!
そして、うちの代表は早稲田に対してイニシアチブを握ることが出来るのか!乞うご期待。

著者:しー

ついったー

時代の荒波にもまれるこえけん!が、なんとついったーをはじめました。
アカウントは「koeken_keio」です。
どんどんフォローしてもらって良いです。
というか、フォローしてください。

イベントの情報なんかも流していけたら良いかなと思います。
イベントまで、あと4ヶ月。案外迫ってきました。
今年は、去年みたいに前日に台本があがるということがないように、がんばって生きたいと思います。
では\(^^)

著者:しー

(※ネタばれ注意)劇場版“文学少女”批評

音楽:100/100
脚本:25/150
演出:66/100
キャスト:49/70
作画:48/80
総得点:258/500
音楽
BGM:伊藤真澄,主題歌:eufonius
よかった,という一言に尽きる.ストリングスとピアノをメインに使った楽器編成は,ポップな序盤では軽快に物語を運び,シリアスなシーンでは登場人物の感情を映像以上によく映し出していた.一度聞くと耳から離れない美しいメインテーマはしかし決して物語を邪魔することがなく,むしろ物語中でアレンジを加えて何度も繰り返されることで,遠子先輩と過ごした年月が確かに存在したことを我々に思い出させてくれた.伊藤真澄のコーラスが入った曲も楽器のように響いて聞いていて心地よかった.
主題歌に関しても,素晴らしいとしか他に表現のしようがない.曲を聴くと映像体験がフラッシュバックし,歌詞を読むことで2重に追体験ができる.映像を見てなくても十分素晴らしい曲なので是非聴いてみてほしい
脚本
監督:多田俊介,脚本:山田由香
良い部分もあったが全体ではひどいと言わざるを得ない.よくないところを列挙すると,
1. 主人公に感情移入することができない
2. キャラクターの物語内での存在意義が分からない
3. 全体的な物語のバランスが良くない
の4点だろうか.
理由として,第1によくないのは,開始10分で物語上の時間が2年経過してしまう事にある.これにより観客が置いていかれてしまい主人公の気持ちや思い出などが体験できない.よって,感情移入ができなくなるのである.また他のキャラに関しても,掘り下げがないため他のモブキャラと扱いが変わらなくなっている.
第2の理由として,キャラクターの多さにある.この物語で,メインとなるのは心葉,遠子,美羽の3人である.これ以外のキャラクターはほぼいなくても成立するから,もっとキャラ数を減らして役割をはっきりさせる必要がある.例として竹田,姫倉はまず必要がない.芥川・ななせは必要だがもっとシーンを削ってもいい.
ここまでけなしたが,心葉,美羽が遠子という存在によって「浄化」されるというテーマと宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を絡めた構成,たった一人の未完成の人間でも他人に幸いをもたらすことができるという力強いメッセージはしっかりと描けていた,特に美羽の描写はよくできていて感情移入することができた.それだけに,他のキャラクターの存在が煩わしく感じることもあり物語バランスの悪さを感じた.
演出
不明
演出に関してはよい部分と悪い部分がはっきりとしていた.
まずよい部分は,プラネタリウムのシーンである.遠子による浄化が夜空の星星と天の川によって演出されていて非常に美しかった.また,序盤のコミカルな演出もポップさとシリアスさを対比させるうえでは良い役割を果たしていた.
悪い部分は,主人公の描写である.主人公の感情がオーバーに演出されすぎていてうまく感情移入できないと同時に,物語の把握の妨げともなっていた.1回目に見たとき主人公は病気なのではないかと疑った.
キャスト
天野 遠子:花澤香菜
井上 心葉:入野自由
朝倉 美羽:平野綾
琴吹 ななせ:水樹奈々
櫻井 流人:宮野真守
芥川 一詩:小野大輔
全体的には納得のキャストだった.特に平野綾は彼女以外に代わりが思いつかないような好演技を見せた.精神的に病んでいる難しい役どころであったが,あまりにも真に迫っていて感動した.当初心配された花澤もしっかり演技出来ていた.少し鼻にかかった独特の声や本人のサバサバした人柄も役柄に合っていたように感じた.少し残念だったのが入野自由で,及第点ではあるが,心葉の純粋すぎる性格を表し切れていなかったように感じた.他に関しては特に文句がない.というか大して重要でないので誰でもよかったといえば誰でもよかった.
作画
アニメーション制作:production I.G キャラクターデザイン:松本圭太
 アニメーションとしては,よく動いていたと思う.ただ,同時期の他の劇場版アニメと比べてちょっとクオリティが低いと感じてしまった.特に,髪の毛の1本1本や服の縫い目など細かいところが少し雑に感じた.キャラクターデザインは顎がとんがりすぎているのが気になった.
総評
 いろいろな意味でもったいないなと感じてしまった作品.「監督が原作から受け,伝えようとしたテーマ,メッセージというのは理解できたが,それにこだわり物語を抽出しすぎて観客不在の作品にしてしまったと思う.このテーマを伝えるなら,「文学少女」という看板を取っ払って,新しい作品で勝負した方が良かったのではと感じた.(実際は権利上の問題で無理だとは思うが)
 また,劇場作品という事で多数の人がかかわった結果,原作の純粋さが失われてしまったように感じた.原作未読であるからこの点は深く掘り下げられないが,表紙などのイメージからは,もう少しゆったりとしていて透明な作品だと思っていたので,シリアスな展開に少し驚いた.その点では原作を忠実になぞった,「消失」の方が面白いかどうかは別として完成度は高かったし,劇場作品で多数の人がかかわっても自身のオリジナル色を一切失わない新海誠はやはりすごいと感じた.
 結論としては初見では受け付けない,作品としては未完成なものだったと言える.筆者は1回見て,キャラクターの役割をしっかり把握したうえでもう一度見てようやく作品をしっかり鑑賞することが出来た.なので,是非DVD化した際には2回見ることお勧めする.
                                                                                                                    著者:かけそば

6大学合同ヲタサー飲み&交流会

6月5日@高田馬場

というわけで、なんだか地雷臭のする飲み会に行ってきました
タイトルは自分が勝手につけたので、正式な集まりの名前は知りませんw

どういう6大学が集まったのかというと、駒沢・筑波・日大・横国・早稲田、そして慶應という前例がないんじゃないかというメンバー
参加人数は78人ということもあり、駅前に集合した時点で隣にいたリア充集団とはっきり境目が分かるヲタク集団が形成されてましたw

早稲田さん主導のもと、いざ飲み会会場へ
行ってみると各テーブルにはこんな写真が……
奈々様

最近のアニメ

Lantis
どうやら、趣味によってテーブルを分けるらしくて、『水樹奈々』『Lantis』『最近のアニメ』『声優・アニラジ』『その他』という風に分かれてたみたいですw

自分はみのりんの武道館Tシャツを着ていったので、迷いなく『Lantis』テーブルに行きましたw

自分の周りは(予想通りというか)以前知り合った人も何人かいたので、みのりんのこととかスフィアの話題で盛り上がってました
10人くらいいたんですが、みんな共通の話題をもっていたのですごく話しやすかった
それくらい、自分のテーブルは『Lantis』の話題で盛り上がってました

飲み会も中盤に差し掛かり、テーブルを離れていろんな人と話すこともできました
今まであまり交流がなかったサークルのひとも結構いたので、各サークルの活動内容や人数なども聞けてとても参考になりました

なかでも筑波さんの新入生勧誘用の冊子がすごかった
つくばエクスプレスの駅名を擬人化して(どこかで似た設定を聞いたことのあるような)、シナリオ、声優、音楽とすべてオリジナルでつくったドラマCD
これを新入生勧誘用に無料で配布したのだからすごいw
筑波さんもし見てたらコミケで配布してください!最速で向かいますw

ほかにもいろんな大学の人とお話ししたかったけど、人数が多すぎたので話できなかった大学の方もたくさんいたのは少し残念でした
また、機会があったらこういう飲み会またやりたいなぁと思いつつ、今度はさらにたくさんの大学呼ぼうという動きもあるみたいで、こうなったら『関東げんしけん系サークル連合』でも作れたら活動の幅が広がるなぁと思ったのでした

著者:しーたけ

横国げんしけん劇場 ひよっち&かめちゃんの「私達の話を聞きなさい!」レポート

 

神イベントに行ってきた 


というのは、横国げんしけんさんの清陵祭の企画、「ひよっち&かめちゃんの『私達の話を聞きなさい!』」のこと。ひよっち&かめちゃんというのは、いま人気の若手声優、日笠陽子さんと大亀あすかさんのおふたりです。イベントのほうはものすごい盛り上がりで、正直、衝撃を受けて尿漏れしそうでした。や、こんなやり方があるんだなって。

もう前説の段階からスゴいんですよ。お客さんを乗せるのが本当に上手くて、おふたりの入場時には会場のテンションは最高潮でした。トーク内容などについてはすでにいろいろな方が書かれていると思うので、ぼくはイベントの構成担当としての立場から各コーナーの感想を書いていきたいと思います。

では。

「人気声優のプロフィール」

ゲストのお二人が、事前に書いた自分のプロフィールをフリップを使って紹介。それを読みながらツッコミを入れていくコーナー。お二人の芸人っぷりがいかんなく発揮されていて、すげぇ盛り上がりました。OPトークが盛り上がりすぎて若干時間が押してたようなのですが、司会の方の仕切りがうまかった。お二人のトークを邪魔しないように進行しつつ、話が膨らまなさそうなところはきっちりカットしていく。これができれば、何やっても成功するだろうなぁと思いました。うらやましい。

 

「私たちの良いところを教えなさい!」

お二人の「ここがかわいい!」と思うところはどこですか、というアンケートを会場のみなさんから採り、その1位~5位の順位を、自分で予想して当てるというコーナー。なかなか答えが出なくてグダるんじゃないかと心配していたのですが、それは杞憂でした。解答のテンポも良く、進行は非常にスムーズ。また、中村繪里子さんと若本規夫さんからの応援メッセージまで準備してあったのには驚嘆。学生イベントでこんなことできるのか、とあっけにとられました。

うちの渉外にもぜひがんばってもらおうと思います。

「私のことちゃんと教えなさい!」

日笠さんが大亀さんに、大亀さんが日笠さんにとそれぞれ自分に関するクイズを出題しあって、お互いがどれくらい自分のことを理解しているか絆のほどを確かめようというコーナー。これもテンポがよく、非常にたのしいコーナーでした!大亀さんの日笠さんへの愛情が重いこと重いことw おふたりの関係を生かした良企画だったと思います。

 

「おもいっきり生相談」

横国げんしけんの会員が、ゲストのお二人に悩みを聞いてもらい、解決に導こうというコーナー。とはいうものの、実質的な相談は最初の方だけで、あとはロゴの話と、それからマネージャーの方まで出演するなど、バラエティーに富んだ内容になっていました。ふつうに悩み相談を続けるとグダグダになってしまうんじゃないかと危惧していたので、この構成は大正解だと思います。

そして最後はプレゼントコーナー。プレゼントは計15点と大盤振る舞い。

最後まで高いテンションが続き、まったく時間の長さを感じさせないすばらしいイベントでした。

また、構成としても学ぶところ大でしたね。どのコーナーも盛り上がるツボがきちんと押さえられていて、ハズしにくい構成になっています。そのうえ、ゲストが二人という点もきっちり生かしている。学祭イベントにおいては、二人ゲストに呼ぶとただの雑談みたいになってしまったり、質問をするにしても別々に扱うことになって、焦点がぼやけてしまったりすることが少なくありません。

今回は、お二人の関係が非常に濃密ということもあって(笑)それを生かした、2人ゲストならではの魅力的な企画になっていたと思います。いやもう、全部パクってしまいたいくらい(笑)

というわけで、横国げんしけんさん、お疲れさまでした!

本当に、本当にすばらしいイベントだったと思います。今後とも仲良く交流していきましょう!

著者:ぶれーん