アニクラの告知と2019年上半期オタク楽曲10選

ブログをご覧の皆さま、こんにちは、初めまして。10期の宮川と申します。

 

ブログの主題ですが、読んだ通りのものとなります。皆往々にして、各々の参加したイベントのイベントレポートを寄稿していますが、僕は俗に言う在宅アニメ君であるため、そう月に何度もイベントに足を運ぶこともなく、そういった類の話の種がない。
というわけで開き直って自分の話したいコトについて話そうと思います。イベントレポート目当てでブログを開いた方はすみません!居ないと思うけど。

では話したいこととは何か。大まかに分けて2つあります、1つはアニソンクラブイベントの告知、もう1つは年末になると、こぞってオタクが語り出す、巷で盛んな「○○年オタク楽曲10選」の上半期版です。この場を借りていろいろ書ければな、と思います。興味がない方はブラウザバックしてください。

さて、それでは早速本題に入りたいと思います。

まずアニソンクラブイベントの告知。

アニソンクラブってそもそも何?って方もいらっしゃると思います。Twitterをやっている方ならば、リツイートで”たくさんのオタクがぐるぐる回りながら何か叫んでいる”動画等を目にしたことがあるかもしれません。
全てがああだとは言いませんし、多少語弊はありますが、まぁ大体あんな感じのイベントです。
イベントの趣旨は”爆音で流れてくるアニメソングを聴いて気分を上げよう!”というもので、オタク用語に言う”高まり”であったり”優勝”を、周りのオタクと共有できる場になっております。
街中を歩いている時や暇潰しに入ったカフェ、何気なく見ていたテレビのBGMなどで好きなアニメソングや思い出の曲が流れて”高まった”経験のある方は、かなり適正があると思います。身に覚えのある方は是非1度立ち寄ってみて頂けると嬉しいです。

さて、ここまではアニソンクラブイベント(以下アニクラ)の説明をしてきましたが、実はこういったイベントにもこえけん!は携わっていたりします。
こえけん!には「ダンシンテェイギェアーズ(以下ダンテ)」という内部サークルが存在しており、定期的にアニソンクラブイベントを開催しています。

そんなアニクラなのですが、今回我々ダンテは早稲田の「Waseda Anison Kids!」さんとコラボさせていただき、「アニクラ早慶戦」なるものを開催させていただく運びとなりました。
実はアニクラ早慶戦、過去に開催されたことがあり、今回が2回目になります。前回がかなり盛り上がっていた分、イベント運営チームもより一層気を引き締めて挑んでいる所存ですので、興味がある方はは是非 2019年 7/6 (土)13:00〜秋葉原MOGRAまで足をお運びください!
参加者による投票で勝敗も決める予定なので、あなたの1票が大局を動かします!

twipla ←詳細

以上アニクラの告知でした。お目汚しすみません。

 

それでは次のテーマ「2019年上半期オタク楽曲10選」の方に入りたいと思います。

 

まず何故”楽曲”の話をするのか、と言うところから。アニメを見る際、アニメのOPやEDは飛ばしていらっしゃる方も大勢いると思います。それも一つのアニメの見方だとは思いますが、僕はアニメのOPやEDもアニメを構成する重要な要素の一つだと捉えています。

言ってしまえば、単純にアニソンが大好きなので、今回”楽曲”についての記事を書こうと思ったわけです。

次に、今回「オタク楽曲」と括らせていただきましたが、何故”アニメソング”ではなく”オタクソング”なのか、というところも話しておきましょう。
違いは明白です。アニメのタイアップ曲か、アニメソングを含むオタクカルチャー全般に属する楽曲群か、と言う点にあります。

“二次元のオタク”と言えば当然真っ先に浮かぶのは”アニメオタク”だと思います。
ところが近年、”アニメに縛られないオタクカルチャー”もかなり進出し、一定の地位を築いてきました。
未だ根強い人気を誇るVOCALOIDや、目下その躍進がとどまることを知らないVtuber、キャラクターとそのキャラクターの歌唱をメインコンテンツとした二次元アイドル作品。はたまた美少女ゲームなんてのはかなり長い歴史を持っています。

これらのオタクカルチャーは得てして”楽曲”と深い結びつきを持っており、そういったアンダーグラウンドな”オタクカルチャー全般”を捉えて今回”オタク楽曲”と定義させていただいたわけです。

ここまでなんだか大層な話をしてきた気がしますが、もちろん僕の知らないオタク楽曲なんてこの世にごまんと存在しますし、音楽の嗜好は個人の感性に大きく左右されるものなので、あくまで、「(宮川が選ぶ)2019年上半期(5/28現在の)オタク楽曲10選」であることを念頭においてこの記事をご覧いただければ幸いです。
あと僕は音楽知識等に造詣が深いわけでもないのでこの曲のこんなところが好き!レベルであることはご理解ください…。

前置きが長くなり過ぎてしまいましたね。早速本題の方に入りたいと思います。10選、とさせていただきました通り、ランキング付けを意図したものではないため、掲載していく順番等に楽曲間の優劣が無いことは一つ頭に入れておいてください。

 

(楽曲名)/(アーティスト)/(作曲家) (編曲家) の順で記載していきます。サクッと行きます。

 

 

1.星をつなげて/Gothic×Luck/じん

 

 

超人気アニメ『けものフレンズ』の続編(?)、『けものフレンズ2』のEDです。
アーティストのGothic×Luckは同作でカタカケフウチョウ役を担当する八木ましろと、カンザシフウチョウ役の菅まどかによる声優ユニット。作曲家はボカロ界に名高く、一世を風靡したじん(自然の敵)P。
軽快に跳ねるようなエレキギターとピアノサウンドが特徴的な四つ打ち楽曲で、キャッチーなメロディーラインもじんらしさが見えます。Gothic×Luckの2人の声も透明感があって可愛らしくポップな曲調にマッチしています。
僕はこの曲の、ポップだけどどこかノスタルジーを感じさせる歌詞や雰囲気がとても好きで、一時期めちゃくちゃヘビロテしていました。個人的な聴きどころはBメロとCメロ。

 

 

2.Colorful☆Wing/グリペン(CV.森島優花),イーグル(CV.大和田仁美),ファントム(CV.井澤詩織)/NAMI

 

 

こちらも2019年冬期アニメの「ガーリー・エアフォース」のED。本作のメインヒロイン3人の声優が歌唱を務めるキャラクターソングとなっています。作編曲のNAMIさんはI’ve所属のクリエイターで今後活躍も見込まれます。
I’veを感じさせる豪快なシンセとかなり重いドロップの、トランスちっくなイントロとから打って変わって、ボーカルが入ると裏の音作りは簡素に、しかしキリッとしていてリズミカルかつ軽いタッチのパーカッションというメリハリの良さがクセになります。サビに入った後のシンセの伸びが気持ち良いです!!The 打ち込みといった感じで音の幅が広いのも聴いていて飽きません。BPMも落ち着いていて歌詞も希望を感じさせ背中を押してくれるような気がするので、聴く人をゆったりと元気にしてくれます。

 

 

3.Hello My Stage!/Alt!!/40mP

 

 

Alt!!は現在活躍の幅を広げている新進気鋭の3人組Virtualアイドルユニット。今回40mPとタッグを組んでこの楽曲を発表しました。
40mPと言えば、VOCALOID楽曲でその名を成し、今はイナメトオルとしても活躍している実力派のトラックメイカー。
この曲も40mPらしい爽やかで明るいポップスを基調に、ピアノのメロディやリズミカルなドラムサウンドが心地よく、イントロや間奏部分、Cメロのエレキギターの主張も40mPを感じさせてくれます。落ちサビがマジで良い!!!!!!
あらゆる面で素人と捉えられがちなVtuberですが、しっかり3人の声の特徴がプッシュされていて、伸びも良いです。思わず体を揺すりたくなる一曲。Alt!!は他の曲もめっちゃ良いので今後に期待できる良いユニットだと思います!!!!

 

 

4.O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!/久川凪(CV:立花日菜)、久川颯(CV:長江里加)/烏屋茶房、篠崎あやと

 

 

こちらはアイドルマスターシンデレラガールズから。諸々の事情で新アイドルにいきなりCVが付いていると物議を醸していた時期に登場した2人でしたが、現在では難なく受け入れられたようで良かったです。
実は僕、久川凪さんに一目惚れしてしまいまして、そんな補正もあってこの曲が大好きだったりします。もちろん補正抜きでも大変良い曲なので、ここで紹介しようと思います。

歌唱は双子のキャラを担当する立花日菜さんと長江里加さん。作編曲はこちらもボカロ畑出身の烏屋茶房さんとMassive New CrewのJavelin(寿司)あらため篠崎あやとさん。両名とも音楽クリエイター事務所「TOKYO LOGIC」に所属なさってますね。烏屋茶房さんは他にもシンデレラに楽曲を提供なさっていますが篠崎あやとさんは初提供です。曲は全編を通して澄んだ高音が気持ちよく明るく軽やかな感じです。もうお分かりかもしれませんがぼくはこういう曲が大好きです。
よく音ゲーに楽曲を提供なさっているだけあってゴリゴリの重いキックが篠崎さんの編曲部分に色濃く出てますね(偏見)。音ゲーよくわかんないけど。
歌唱面ではキャラクターの色がかなり出ていてそういう曲を書かせるとシンデレラは上手いなぁって思います。色々聴きどころはあるのですが、なんと曲がラジオの収録シーンから始まります。歌詞に頻出する「オクシモロン」とラジオネーム「オモシロクン」がアナグラムになっていたり色々こだわりが見えてめちゃんこ好きです。
2人の掛け合いやラップパートなんかもあったり、キャラのダンスがとても可愛いのも好印象です。あとキャラがめちゃくちゃ可愛いです。

 

 

5.異世界かるてっと/アインズ(日野聡)、カズマ(福島潤)、スバル(小林祐介)、ターニャ(悠木碧)/大石昌良

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TVアニメ「異世界かるてっと」のOPです。歌唱はコラボしている4作品の主人公の声優が務めています。
楽曲を提供していらっしゃるおしゃべりクソメガネこと大石昌良さんと言えば、近年のアニソンシーンにおいて切っても切り離せないシンガーソングライターですね。O×Tとしても活躍していらっしゃいます。
ご本人が以前、アニメソングを書く際にはアニメの世界観を大事にしている、とおっしゃっていましたが、この曲もズバリドンピシャで、歌詞に作品の個性が色濃く現れています。曲調も大石昌良らしさ全開で、賑やかなバックサウンドやキャッチーなメロディーが特徴的です。
個人的にコラボ元の4つの作品が大好きで、つまるところ激アツ俺得アニメなんですけど作品人気の割にはあんまり話題にしてる人多くないですよね。EDはヒロイン4人が歌ってます。こっちもめちゃくちゃ好き。

 

 

6.silent days/あま津うに/渡辺拓也

 

 

ロッカンミュージック! アニメ「女子かう生」から。こちらも春アニメのタイアップです。
作編曲の渡辺拓也さんはかなり大御所の作曲家と言った感じでかなり長いことアニソンアーティストや声優アーティストに楽曲を提供なさっています。かなり色々な楽曲を書かれる方ですが、この手の疾走感と透明感のある曲は僕的にかなり打率が高いので歓喜。
歌手のあま津うにさんは2018年から活動を始め、この曲がメジャーデビューシングルとなります。かなり透明感のある歌声で僕の好みにも合致してます。
さて、曲なのですが、疾走感あるど真ん中ピアノロックです。僕はこの曲のサビを「Stella-rium/鹿乃」と「ENERGY/earthmind」を足して1.8で割った感じ、と表現しているのですが、わかる人はわかってくれると思います。曲の進行的にもどこか聴いたことあるような耳馴染みの良い感じがします。
カップリングの「春とウソツキ。」もめちゃくちゃ良い曲なので聴くべし!

 

 

7.サウダージブルー/田中あいみ/seraforest

 

 

2019年春にソロデビューした声優の田中あいみさん。声優としてはうまるちゃんのイメージが強いかもしれませんね。当時から楽曲を歌いこなすテクニックは相当だったですし、色々な二次元アイドルコンテンツで場数を踏んで、満を持してのソロデビューという感じで今がちょうどジャストタイミングな気がします。天晴れ!
作曲のsoraforestさんは最近活躍なさっているトラックメイカーさんで、Neko Hackerと聴けばそっち方面にアンテナを張ってる方ならピンと来ると思います。Neko Hackerさんの曲ではDaydreamが大好きです。溜め方と音作りが天才!
さて、そんな本曲ですが夏を感じさせる爽やかで突き抜けるギターのバンドサウンドと、少し幼さの残る、でも伸びのあるボーカルにのせた歌詞の相性がズバ抜けてます。やっぱり爽快感があって透明度の高い曲が最強なんですよね。
田中あいみさんのデビューミニアルバム「コバルト」はめちゃくちゃ質の良い音楽が4曲も聴けるので買ったほうがいいです。TSUTAYAには並ばないタイプの音源なので注意。

 

 

8.Life is tasty!/燦鳥ノム/じん

 

 

こちらはVtuber燦鳥ノムさんの初オリジナル曲。燦鳥ノムさんがサントリーの広報Vtuberという事で、この曲はクラフトボスのイメージソングともなっているようです。もう何度透明感ってワードを使ったか覚えてませんが、燦鳥ノムさんも透明感ののある歌声が持ち味で、歌ってみたを何作か投稿なさっています。
作曲は「星をつなげて」で前述したじんさん。メインはバンドサウンドですが、この曲では珍しくストリングスが強調されており、曲をのびやかに彩っていて僕的にはめちゃくちゃ好みです。しっかりピアノも主張していて、そこも僕のツボ。たぶんここまで来ればみなさん僕が好きそうな曲を理解していただけていると思うので、多くを語る必要はないんじゃないかなって思います。
繰り返し歌われるパート部分にフィルターをかける演出も聴く側を飽きさせないでかつ世界観に引き込んでいくようなテクニック(?)ですごいなぁと思わされます。じんさんらしくシンコペーションを多用しているのもノリの良さをマシマシにしていると思います。

 

 

9.ソーダフロート(静凛イメージソング)/Atelier LadyBird

 

 

こちらもVtuber(正確には分類が違うが割愛)のオリジナルソングですね。にじさんじ所属の静凛さんですがこちらの方も透(ry。
作編曲のAtelier LadyBirdさんは僕の推し音楽制作ユニットで、この曲を作るバックグラウンド等もTwitterで公開なさっているのですが、とてもよく研究なさっているんだなってめちゃくちゃ感心しました。

ブログ

僕がなんか適当に言ったとしても薄っぺらくなっちゃうと思うので具体的に興味がある方は読んでみてください。歌詞とかの凝り具合もすごいです。
曲の構成はリズミカルなギターと色々な音を多用したドラム、特に軽いハットが特徴的です。全体的にめちゃくちゃ好きなんですが、個人的には特にCメロがめっっっっっっっっっっちゃ好きです。音が神!!!とても涼やかでノスタルジックな気分にさせてくれる曲です。

 

 

10.群青インフィニティ/東山奈央/東山奈央 WEST GROUND

 

 

10曲目、色々な面でかなり悩みました。悩んだ結果群青インフィニティをチョイス。ヤバいです。疾走感がヤバい。落ちサビがヤバい。本当に聴いてると突き抜けてどこまでも澄み渡った雲ひとつない快晴が脳裏に浮かびます。落ちサビが神!!!!。いや、本当に落ちサビでしっかり落ちる曲がめちゃくちゃ好きなんですよね。歌詞は挫けても立ち上がって前を向け!!みたいなめちゃくちゃエモいやつです。聴いた事なかったら本当に聴いたほうがいい。

 

 

 

というわけで長々と失礼しました。以上が宮川の選ぶ「2019年上半期オタク楽曲10選」です。どうだったでしょうか?僕的に選曲自体はすんなり決まっていたので特に悩んだりはなかったですね。好みが似通っていて理解を示してくださる方がいたらうれしいです。
ここまで読んでくださった方はそうそういないと思いますがお疲れ様です。付き合ってくださってありがとうございました。

 

次の更新ですが、年度もまたいで新入生も加入した事ですし次の世代にバトンを投げたいと思います