専修大学声優研究会主催『ゆかな&大亀あすかのトークイベント ゆか亀。』レポート

初めまして、こえけん!1年の西森と申します。
専修大学声優研究会様からお招き頂き参加した、2013年黒門祭イベント『ゆかな&大亀あすかのトークイベント ゆか亀。』についてレポートを書きたいと思います。

大きな拍手と共に登場したお二人、まずはじめは軽いオープニングトークでした。
ゆかなさんと大亀さんがそれぞれ自己紹介。物静かなゆかなさんと元気溌剌!といった感じで早くも場を盛り上げている大亀さんの対照的な様子が印象的でした。

次のコーナーは声優さんの紹介で、代表作品の紹介やサークル員のそれぞれの声優さんに対するイメージ等が紹介されました。
お二人とも自己に抱くイメージとは違ったイメージを持たれている事が意外なようで、ゆかなさんは「Sっぽい」、大亀さんは「ドジっ娘」という点が引っかかるようでした。
ただ・・・大亀さんが「ドジっ娘」というのは本人以外全員納得の様子。先輩のゆかなさんから「某日某所で行われたオーディションの際、大亀さんが扉に挟まれてしまい、スタッフさんに真面目に心配されていた」というエピソードも飛び出し、これには大亀さんも観念、無事(?)「ドジっ娘」であることを自覚出来たところで次のコーナーへ。

三番目はトークイベント「声優さんについて」
ここでは先輩ということもあり、ゆかなさんが主に語ってくださいました。
まだ命の宿っていないものに生命を吹き込むということの難しさや重要性、しかしそれ故に感じられる遣り甲斐、安定しにくいからこそ仕事を得た時には価値を感じられる職であること、また自身の経験の内にないものを演じることも多くあり、そのため想像力が相当に重要であること等を語ってくださり会場全体がゆかなさんのお話に聞き入っていました。後輩である大亀さんも感服頻りといった様子でした。大亀さんも、自身では為れないようなもの、少年や動物、果ては無機物までをも表現可能な“声”というものの持つ凄さ、素晴らしさを語ってくださいました。
また、どのように仕事を請けているのかについても話してくださりました。曰く、基本的にマネージャーが仕事を選定。内容を知らされぬままに目的地へと向かい、到着して初めて内容を知るのだとか。オーディションですら知らされていないことが大半なようです。そのため「そんな瞬間にも折れない心」が大事なんだそうで・・・畏れ入りました。

四番目は『教えて先輩・後輩』というコーナーでした。
これは、お互い質問しあってお互いをよりよく知ろうという趣旨のものでした。
まずは大亀さんからゆかなさんへ。「料理が上手くなるにはどうすればよいか」や「歌が上手くなるにはどうすればよいか」等が聞かれ、ゆかなさんは全てに懇切丁寧な回答をしていらっしゃいました。ここではゆかなさんのスペックの高さが目立ちました。声優業だけでなく作詞・作曲・歌手までもをこなし料理やお菓子作りも出来る、蕎麦を打ったこともあるそうです、本格的ですね。
次はゆかなさんから大亀さんへ。こちらは「どうしてシグマ・セブンに来たの?」の一つのみでした。(かなり気になっていた・・・?)
その答えはずばり「先輩が輝いていたから」。しかしより正確に言うと「そこにシグマ・セブン(お二方が所属されている事務所)があったから」なんだとか。つまり運とタイミング、一言で言うと“運命”だったんだ、とお二方が綺麗に纏めたところで次のコーナーへ。

五番目は急遽追加されることとなった質問コーナー
ここでは二つ質問がでました。
一つ目「出演する夏アニメは?」
こちらは、既に公開されている『げんしけん二代目』に大野加奈子さん役でゆかなさんが出演するという情報以外は、禁則事項(情報規制)に抵触するためNG。
二つ目「年上と年下、どっちの役の方が演じ易い?あと後輩役で一言」
大亀さんは年下の役の方が演じやすい、でも年上の役にも挑戦していきたいとのこと。一方2千歳や1万歳の役の経験もあるゆかなさんにはどちらの方が演じ易いということはないようでした。ゆかなさんがおっしゃるには、そのくらいの年齢の役には想像力を働かせる際に、他の役とはまた違った楽しさがあるのだそうです。
そしてこのコーナーの締めくくりとして、大亀さんはココロコネクトの八重樫莉奈(主人公の妹)さんを後輩にした感じで、ゆかなさんはアマガミSSの七咲逢さんに近い感じで、一言ずつくださいました。ゆかなさん、大亀さん、ご馳走様でした。

六番目はプレゼントコーナー
プレゼントはお二方のサイン入り専修大学グッズで、プレゼント対象者はくじ引きによって決められました。
その際大亀さんは、自分の身長と同じ番号(142)を引き当てるというミラクルを起こされてましたね。最後まで楽しませてくださいました。

そして惜しまれつつもエンディングトークを終えた後、盛大な拍手の中お二人が退場され、イベントは終了しました。

終わりに。
ゆかなさんと大亀さんの息がぴったりでとても初めての共演とは思えない程でした。充実した内容で、観客全員大満足だったと思います。
専修大学声優研究会の皆様、ゲストのお二方、素敵なイベントをありがとうございました。

稚拙な上長文となってしまいましたが、以上でレポートを終わらせて頂きます。ご清覧ありがとうございました。